磁気探査とは

 磁気探査とは、不発弾の有無埋没位置の把握を目的とし、不発弾等の危険物が主に鉄類で出来ている事を利用して、地中・海中の磁気変化を探査計にて測定する不発弾等探査のことである。

 磁気探査は、工事の安全確保と不発弾等の危険物との接触事故防止を目的として実施するものである。

探査方法

水平探査(経層探査)

 

 平坦地などにおいて平面的に探査を実施した後、解析を行い不発弾等の有無、埋没位置の把握を行う探査方法す。

 

・表層探査=地表面の水平探査探査
・経層探査=地表面を掘削し掘削面毎に行う水平探査


掘削(土砂・岩石を掘り取って穴をあけること)

鉛直探査

 

 ボーリング孔を用いて鉛直方向に探査を実施した後、解析を行い不発弾等の有無、埋没位置の把握を行う探査方法です。


ボーリング孔=専用の掘削機で掘った穴
鉛直方向  =垂直の方向

確認探査状況

 

 磁気探査より明らかとなった磁気異常点が不発弾等か他の鉄類かを判断するため、磁気異常点を掘削してその物を確認する発掘確認作業です。


掘削=土砂・岩石を掘り取って穴を開けること